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住宅の外壁と一言で言っても様々な仕上げがあります。

一般的にはモルタル塗の上に塗材を吹き付けて仕上げたりタイルを張ったりする湿式工法と、サイディングと呼ばれ構造体に釘や専用金具で引っかけて留める乾式工法とがあります。

今回は、乾式工法であるサイディングについてお話ししたいと思います。

皆さんの中でサイディングその物を知っておられる方は殆どの方でしょう。
でも、詳しく知っておられる方は皆無に等しいのではないでしょうか。
これからサイディングの知識の少ない方に私なりに分かりやすく説明したいと思います。

外壁だから雨、風が凌げるのが基本中の基本ですよね。それから、防火性を持った不燃材料であることも大切な事ですし、簡単に剥がれ落ちないといった安全性も必要です。
と、ここまでは最低限の条件で誰もが考える事ではないでしょうか。したがって、粗っぽく言えば一般に流通している日本のメーカーの物であれば問題ありません。

●ポイント

私がお話ししたいのはここからです。

最近のサイディングの意匠性には目を見張る物があります。まず、塗装の技術がかなり向上し、例えばタイル張りの表情をしている物なら昔は単色で目地の部分のみモルタル色のグレーを使っていたりしたものが、最近では現物に近いような焼きムラまで表現しているものまであります。また、厚みを大きくとり表面に凹凸をつけ表情のあるものまで出てきています。

建物に張ったときに出来上がりの見た目がまったく同じに見えるのに値段が全然違うなんて物があります。なぜだか分かりますか。ここからが大事なところです。見た目が同じなのに値段が違う理由は以下の通りです。

  1. 厚みが違います。
    厚ければ強度がありますし、凹凸を付けやすいので表情が豊かな商品になります。当然厚ければ材料がたくさん必要ですので高価になります。



  2. 留め具が違います。
    厚みが薄くて安価な物はたいてい釘留めです。値段が高い物は専用金具を構造体に留め付け、その金具に引っかける工法を採っています。いずれも乾式工法ではあるのですが、考えてみて欲しいことがあります。建物は、大きさに程度はあるものの風や地震といった外的要因によっていつも揺れています。専用金具の場合サイディングが揺れにある程度追随できるように設計されているのですが、釘留めでは専用金具の場合のように追随する事は困難です。そのため、大きな揺れが起こったときや、小さい揺れでも繰り返し起これば釘の周辺に亀裂が生じます。どちらが高価か分かりますよね。



  3. 塗装の質が違います。
    例えば安い商品によく使われるのがアクリルエマルジョン塗装であれば、ある程度高い物はシリコンアクリル塗装であったりと・・・・。もう一つ、各メーカーとも同様の商品がでているのですが、塗装の表面に特殊なコーティングを施し埃が付着しにくくしたり雨が降ると雨水が表面に付着した埃や汚れを洗い流してくれるという物もあります。これは結構高価ですが、ランニングコスト的にみれば良い物だと思います。



  4. 表現性が違います。
    見た目は同じではないのですが、値段に差が出る要因に同じ塗装材料でも単色で着色しているか何色も組み合わせて着色しているかといった事もあります。

 

その他、遮音性や意匠性といった内容でもグレードがあるのですが、挙げだせばキリがありません。上記の内容を知っているだけでもサイディングを選択するときに役に立ちますので参考にしてください。

※掲載した資料はニチハ株式会社のホームページより抜粋させていただきました。
詳しく知りたい方のためにホームページアドレスを載せておきます。

http://www5.mediagalaxy.co.jp/nichiha/index.html