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住宅において簡単に言うと「人が動くときに通る線」ということです。生活する上で必ず住宅の内外を移動する事になりますので住宅を考える上で動線はかなり重要な要素になります。

例えば、玄関の横にトイレや洗面室があるプランを見てあなたはどう思いますか。

玄関にお客さんがいる場合、入りづらいからトイレや洗面室は玄関から見えないところにあるほうが良いと思う方は少なくないはずです。これも一つの動線から考えられる事柄ですし、キッチンと洗面室が近く、そのどちらかから洗濯物を干す場所に出られる出入り口があって外にでて、場合によってはバルコニーに出てスムーズに家事をする事ができたり、ゴミを出せたりするのも動線の一つです。

延床面積を少なくするため(=建築費を少なくするため)廊下をできるだけ狭い空間にする場合があるようです。ケースバイケースですがそういった住宅にすると視野的にゆとり感がなくなる場合が多々あります(※一つ一つの部屋が広い場合は別ですが)。それは、廊下という動線を無駄な空間という発想で考えられていると思います。
動線を考える場合において、まず便利さから発想を展開させていくのですが便利さだけで本当に良いと言える住宅ができるでしょうか。動線にあたる廊下で考えてみましょう。例えば物を飾るための空間を少し造るだけであなたの家にアトリエができます。例えば、庭が見える窓をうまくつければ外とつながる開放的な空間ができます。例えば、机と本棚を置けるスペースをつければ子供部屋に勉強机なんか不要になり、子供部屋のあり方が変わり、親と子供の関係も密接になれる場合も考えられますし、床面積に限りのある場合は子供部屋を6帖でなく4帖半にしても問題無くなるでしょう。便利や無駄というだけで動線を考えず、心が豊かになる動線を考えてみてはどうでしょうか。また、ソーラーサーキットなら家のどこでも快適ですので普通の家よりもっと発想が膨らみますよ。
●次回は「かしこいオール電化の使い方について」を掲載する予定です。