「けいそう土の家」
上門 信夫
家に住みながら自然の恩恵を受けられるといいですよね。
どんな家にすればその恩恵を受けることができるのかちょっと考えてみると面白いのではないでしょうか。
住宅のすべての部分に自然素材を使おうとすると予算的にちょっと・・・となったり、材料的にあまり適せず不安な面があったりとあれこれ悩むことになりますので、簡単に恩恵が受けられる方法をご紹介します。
住宅の中で広い面積を占める部分は床、壁、天井といった部分ですね。その中でコストが比較的安くつき、見た目にもよいのが壁での「けいそう土塗」です。
効果の一部をご紹介しますのでお役に立ててください。
そもそも「けいそう土」とは何なのでしょうか。海や湖に生息していた植物性プランクトン(珪藻)が堆積してできたもので、微細な孔を無数に持つ多孔質素材で、その孔が空気・水蒸気・臭気・音波などを取りこみ調湿・断熱・消臭・遮音などの効果を発揮するとのことです。
最近では塗った土が壁からポロポロとこぼれ落ちにくくなっているようですし、古くなって汚れてきたら再度上から塗ることもできたり、リフォームの場合はビニールクロスの上から塗ることもできますので利用しやすい材料だと思います。
ただ、けいそう土はそのままでは壁に塗ることができず、つなぎに糊が必要になるのですが、その糊が適切でないとせっかくある微細な孔をふさぎ、充分に効果が発揮できなくなったりだとか、塗り材料の中にあまりにもけいそう土の含有量が少ない場合においても同じようなことになりますので、信頼できる商品を選ぶ必要があります。
今回ご紹介した写真は四国化成建材サイト「アットホームシコク」より掲載させていただきました。もっと詳しく知りたい方はそちらを参考にされてはどうでしょうか。
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